ワイナポトシという山

ボリビアにあるワイナポトシという6088mの山に挑戦した時の話。
拠点はボリビアのラパスという町
この町に着いた瞬間からなぜかテンションが下がっていた。
すでにこの町の標高は3650mあるのだ。特に高山病になっている訳でもないのに憂鬱な日々が続く。
とても素敵な街なのに、もっと楽しみたいのに、、、と心の中で叫んでいた。
かわいい雑貨が多くて女の子には最適☆だったのだが、残念ながら私は特に雑貨に興味が持てない人でつまらなかった。
標高が坂が多いこの町。少し歩くだけでヒーヒーしていました。本当に辛い。
富士山は3776mここは3650m富士山の頂上にいるかんじ?そう思うと楽になれる。
ボリビアにいる間はパスタ病にかかり、毎日パスタが食べたくてしょうがなかったのでイタリアンレストランに通っていた。くそ高い、まずいパスタを命がけで食べていた。パスタ値段が30bs日本円で約450円くらい
貧乏旅だったのでお金節約。普通は15bs (200円)でお腹一杯食べれるくらい物価が安い国


そんな日々が続いたのですが、ある日誰かがワイナポトシに登ると聞き、景気づけに登るかと決心した。
一気にテンション上がり、登山グッズをそろえに買い物に走る。アルパカの靴下に手袋、帽子、たくさん買った。


そしていざワイナポトシへ。私は初心者なので2泊3日のプランを選び一日目で一気に4000mまでいく。
ベースキャンプでその日は一泊することになり、その近くの雪山で歩く練習とピッケルを使い雪山を腕力だけで登るアトラクションなどをしてその日は終わった。私達は毎日コカ茶を飲み高山病予防をしていた。翌朝一人高山病で脱落したあとは無事。今日はハイキャンプまで行き明日のアタックに備え夕方5時ぐらいに眠る。私は日本人の女の人とペアになり、登る事にしたが、なんせ私は呼吸が苦しく歩くのがのろい為1時アタックが私達は夜中0時アタックとなった。
起きた時に登山に向けて準備をしていたが、その時点でもう疲れていた。トイレも行きたいのにハーネスをつけていたのでめんどくさくなり断念。靴はスキー用?のガチガチのプラスティックで歩きづらくガイドらに[ロボコップ]と呼ばれていた私。
なんせ雪山は始めての経験ですから。(言い訳)ズボンは合計4枚上着もフリース2枚のジャケット2枚きていたので、完全ドラえもん。そして目だけ空いている覆面マスクにヘルメット。完璧にドラえもんでしょう。
そして登り始めて2歩目でこれはやばい、ギブアップでしょう。と心の中で思ったが、もう一人の女の人の為に頑張った。なんぜ登山した中で唯一女性仲間だったので!暗闇の中ひたすらライトに照らされた雪を見ながら歩く、アルク、あるく、、、、、星はこぼれおちそうなくらいあり、おそらく人生で一番の星空だったと思う。でもそれよりも歩かなければならなかったので、星を見ている暇はない。呼吸困難でずっとヒーヒー言っているが足を動かす。止まって休憩するものの寒過ぎて凍死しそうなので動かなければ!という気持ちになる。
途中吹雪になり、更に過酷な状態に。5000mすぎた辺りから眠気との戦い。そしてついに5700mで吹雪が続くと足跡が見えなく遭難するから戻るという指令がガイドから出て残念ながら下山。内心ほっとした気持ちと悔しい気持ち。 途中くそガイドが何も仕事をしなくなる。英語も喋らなくなり、スペイン語オンリー。そして起き上がろうとしても起きれないのに手伝いもしてくれない。私は疲れていたので完全にキレモードになっていた。
途中で相方がパタパタ倒れる。彼女も相当眠かったらしい。二人でパタパタ倒れながら下山。
帰りは少し明るくなっていたから登ってきた道のりが見えたのだが、随分すごい所を登ってきたんだなと感心。
高所恐怖症の私は見えなくてよかったと思った。
カメラは一応持ってったがあまりにも過酷で一切撮る気になれず、一枚も写真がないという奇跡。
ああ雪山は二度と辞めようと心に誓った日だった。なのでワイナポトシはググってね

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